就任のご挨拶 皮膚科部長 前田学

八幡病院就任のご挨拶   2015.5.1

 

皮膚科部長 前田 学

 

本年3月末、岐阜総合医療センターを定年退職し、岐阜大学皮膚科・清島真理子教授の命により、八幡病院に赴任いたしました。

この八幡病院は昭和50年代、岐阜大学皮膚科・森 俊二先生と坂本理事長が東京大学の先輩と後輩の関係上、金曜午後、週一回のパート勤務を命じられ、足しげく通ったのがつい先日のように思い起こされます。当時、故森 俊二教授が厚生労働省難病指定疾患全身性強皮症研究班の班長に抜擢され、私はその事務局長として、八幡で強皮症フォーラムを開催し、成功裏に終わりました。さらには岐阜市の団地住まい時に八幡の方と知り合いになった関係で、歴史ある古民家に招待され、家屋の作りにほれ込み、伊自良の地に漆喰の白壁つくりの家まで八幡の方に新築していただきました。かような経過から、この郡上八幡は小生には第二の故郷と自負しております。今後、この由緒ある観光地が全国津々浦々に周知されることを願うばかりです。

元の医療センターでは、主にシェーグレン症候群患者を対象にドライスキン(皮膚乾燥)、ドライマウス(口渇)とドライアイの相関について臨床研究を重ね、昨年度に単行本「元気な皮膚の作り方」(オカムラ(有)、東京、ISBN: 9784990424008)を発刊いたしました。さらには、医療小説「美白の警鐘」(eブックランド社、ダウンロード無料)に要点を挿入してあります。

今後ともご鞭撻・指導をよろしくお願いいたします。

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